不動産投資は国内?それとも国外?
不動産投資を検討してるものの、国内不動産投資か、海外不動産投資かで迷っているという医師の方は多いのではないでしょうか。近年、不動作投資のハードルが低くなり手軽に始めやすくなった一方で、国内か国外かで決められず、結局不動産投資を始められずにいるというケースは多いです。
そこで、今回は国内不動産投資と海外不動産投資のそれぞれのメリットについて解説します。不動産投資を検討している医師の方はぜひ参考にしてみましょう。
医師が国内で不動産投資をするメリット
まずは、医師が国内で不動産投資を始めるメリットについてご紹介します。
手軽
やはり最も大きなメリットは「手軽」というものです。国内であれば気軽に不動産の見学に行けますし、場合によっては自宅の近所の不動産を所有することも可能です。海外不動産投資の場合はこうした手軽さはなく、たった1件の不動産の見学ですら、飛行機を乗り継いだり、宿泊になって長期化したりして手間がかかるのが現状です。
自分で管理できる
国内で不動産を所有していれば現地の管理会社に委託せずに自分で不動産を管理することができます。これにより、委託料を支払う必要はなくなり、所得の増加を期待することが可能です。
また、万が一の空室にも自分なりに自由な対策ができるなど、自由度が高いのも魅力。「自分の希望と管理会社の管理状態に差がある」といったトラブルに悩まされることもありません。
ただし、医師は基本的に多忙であるため、自分で管理するとなると本業にプラスして手間が増えることを忘れてはいけません。「手間よりも金銭的な負担を軽くすることを重視したい」という医師であれば国内不動産がおすすめです。
医師が海外で不動産投資をするメリット
医師が海外で不動産投資をする場合、どのようなメリットが挙げられるのでしょうか。
安く購入できる
発展途上国での不動産投資検討している場合、国内の不動産よりも圧倒的に安い価格で不動産を購入できるのが魅力です。フィリピンやマレーシアなどのような成長段階にある国はまだまだ物価が安く、高級なコンドミニアムもわずか1000万円代で購入することができるのです。
高級コンドミニアムは利回りが良いため、初期費用を安価で済ませながら十分な安定収入を求めることができます。
将来的な価値向上の期待度が高い
日本は現時点で、今後の急成長を期待することはできませんが、発展途上国の場合は近年インフラ整備や都市開発などの計画が進んでいて、急成長を実現しています。今後も成長し続けることが期待できるため、将来的な「不動産価値の向上」が強く期待できます。
賃料の増加、売却による利益獲得など、様々な方法で収入の増加を見込めるのも海外不動産投資の魅力といえます。
ただし、国によっては日本同様に急成長を見込めない国や、まだまだ発展に至らない国もあるため、エリア選びは慎重に行うことが大切です。
天災リスクを回避できる
国内不動産投資の場合は、台風や地震、洪水、積雪などの天災リスクに備えなければなりませんし、場合によっては大きな損失を被る可能性があります。日本は何かと天災が多いため、様々な天災リスクを予測して不動産を選ばなければなりません。
しかし、海外不動産投資の場合は天災リスクの低い国やエリアを選ぶことで、思わぬ損失を回避することができます。一年中穏やかな気候の国や台風のないエリア、震度2以上の地震がほとんど発生しない国など、日本にはない魅力的なくにが多数存在します。
万が一のリスクを重視する医師の方には、海外不動産投資の検討がおすすめです。
自分に合うエリアで不動産投資を
不動産投資は国内の方が稼げる、海外の方がリスクが低いなど、どちらかにメリットが多いということはありません。それぞれにメリットとデメリットが存在し、何を重要視するかでどちらを選ぶべきかが見えてきます。
リスク回避を重視するのか、利回りを重視するのかといった基本的なことはもちろんのこと、上述したように「天災」「詐欺被害」「価値向上への期待」など様々な面から自分に合った方法を選択することが大切です。
ぜひ、今回の記事を参考にしながら、医師の皆さんは国内・国外どちらでの不動産投資が適しているのか、比較してみてください。